Ameshouは渡米して３年半が経ったところでELL（English Language Learner）のクラスを卒業することになりました。ELLの卒業はある意味、現地の同学年と同等の英語力があるとみなされます。このころになるとAmeshouはきれいな発音で話し、Ameshou父が聞き取れないネィティブの小学生たちの早口の会話に入ることができるようになりました。
Ameshouはこのタイミングで英検２級を受けることにしました。ここでわれわれが最も困ったのはライティングです。とくに正解のレベルがよくわかりませんでした。
ありがたいことに世の中に英検２級のライティングの練習問題や模範解答はいっぱいあります。が、どれも模範なだけあって完璧すぎるのです。模範解答を見たとき、私は正直、
小学生にこれはハードル高いな・・・小学生にこの模範解答レベルのものは書けないかも・・・
と思いました。同じような不安を抱えている方も多いのではないでしょうか？小学生で英検２級を目指すお子さんをお持ちの親御さんは立派なライティングの模範解答を前に怯んでしまう方もいるのではないでしょうか？
この記事ではAmeshouが実際に練習で書いたライティングを紹介します。Ameshouは本番の２ヶ月前に練習を始めました。本番のライティングで１６／１８のスコアを獲得し、無事に２級を獲得したので少なくとも英検受験時には合格ラインには到達しているはず。「このあたりまで書ければたぶん大丈夫」「このレベルでオッケーなのかな」という目安にしていただければと思います。
実際にライティングの練習で用いた問題：2020年第１回
People around the world live longer lives than they did in the past. Do you think people will live even longer lives in the future?
- POINTS
- Changing lifestyles
- Developing countries
- Technology
長生きするかどうかなので小学生でも題意を理解しやすい問題だと思います。ただ「Developing countries」のキーワードはおそらく小学三年生・四年生には難しいですね。
開発途上国の医療状況の改善や、紛争の解決などが長生きにつながりますが、それを小学生が書くのは無理がありそうです。
実際に練習で書いたライティングの回答
こちらがAmeshouが練習で書いたライティング。
写真だと読みにくいので私が文字起こししたのがこちら。全部で９９単語。
I think that people around the world will live longer in the future. I have two reasons to support this opinion.
First, scientists make new vaccines every year and make people not get sick and make their lives better and freely.
Second, in the past people have had life expectations. In the past, people died like in the 60’s or 50’s. Then now people have life expectation around 70’s, 80’s or 90’s. in the future they might think we had short lives.
In conclusion, people around the world will live longer and have a free and bett lives.
もちろん模範解答とは言えませんが、結論から始まり、例を２つ書いてから再度結論というフォーマットにはきちんとしたがってます。でも改善点はいくつもありますね。
Firstの後に “and”を使いすぎな気もしますが、日本語の作文でも「今日学校に行って、友達とあって、宿題の話をして、そのあと給食を食べて、昼休みにいっしょに遊びました。」みたいな文章を書くので、まぁ納得です。Ameshouの日本語の実力はこちらやこちらの記事からどうぞ。
他にも細かいことを言えばいくつか要改善点がありますが、このぐらい書ければ合格圏内ということでしょうか。
英検２級を目指すお子さんをお持ちの親御さんはAmeshouの書いたライティングを合格のレベルの目安にしていただければと思います。
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