アメリカの銃規制って進みそう?最近アメリカの銃乱射事件が増えてる気がして怖い・・・
アメリカの銃規制がどうなるかははっきり言って予測不可能です。自分で自分の身を守るのが一番!アメリカの小学校では、銃を持った不審者が侵入してきた状況を想定した避難訓練があります!
こんにちは。アメリカ駐妻しているAmeshou母です。
アメリカでの子育てや料理・旅行などを紹介しています。
アメリカの銃乱射事件のニュースは日本でもしょっちゅう報道されてますよね。ある調査によるとアメリカの4割の世帯で銃を所有しているとか。
アメリカで銃乱射の事件があるたびに銃規制の議論が沸き起こりますが、この議論が遅々として進まないのが実情です。
悲しいことに学校でもアメリカの銃乱射事件は起きていますよね。この事態を受け、Ameshouの通う小学校では銃を持った不審者が入ってきた場合にどうすべきかの避難訓練が実施されています。
この記事では、銃を持った不審者に対応するために、アメリカの小学校で実際にどのような避難訓練を行っているかを紹介します。また、我々大人がこのような不審者に出会ってしまったときに一般的に有効な手法を紹介します。
小学校での避難訓練の様子
不審者の侵入を想定した避難訓練は、「訓練用の警報を聞いたら近くの部屋に入り、鍵をかけて息を潜めて待つ」というものです。
隠れる時間は10分間。
小学生が10分間息を潜めて隠れるというのはなかなか難しいですよね・・・。ふざけちゃう子どもも当然いるとは思いますが、避難訓練をやるとやらないとでは大違い。
隠れるだけでも被害が大幅に減らせることはありえます。いざというときに備えての訓練は重要ですよね。
もちろん訓練だけで終わることを願います。
銃を持った不審者にはALICEで!
銃を持った不審者対策はALICEが一般的に有効とされています。ALICEはアメリカで働く企業の従業員向け研修にも採用されているので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
ALICEは以下の’Alert’, ‘Lockdown’, ‘Inform’, ‘Counter’, ‘Evacuate’の頭文字をとったものです。
- Alert:警報。警報があった場合は真剣に聞く。ジョークや誤報だと思わない。
- Lockdown:ロックダウン。ドアに鍵をかける。机などの重量物を使いドアにバリケードを築き、不審者の侵入を防ぐ。
- Inform:情報収集。リアルタイムの情報を入手し、避難の可能性を探る。
- Counter:対応。銃を持った不審者と戦うのは最後の手段。大きな音を立てるだけでも有効な場合あり。銃の狙いが逸れることがある。
- Evacuate:避難。状況が許すならば逃げる。複数の避難経路の選択肢を常に考えておく。
ALICEで重要視されているのは安全の確保を第一とすること。また、状況に応じて臨機応変に考えることです。避難することが必ずしも安全とは限りません。避難経路の途中で不審者と出くわす可能性もあります。とにかく安全第一で冷静に行動しましょう。
ALICEの考え方はアメリカ旅行者やアメリカ出張者にも有効かもしれませんね。
まとめ
アメリカの小学校では銃を持った不審者の侵入を想定した避難訓練が実施されています。この記事ではアメリカの小学校でどのような避難訓練が行われているのか紹介しました。また、一般的に有効なALICEについても紹介しました。
我々ができる一番の手段は自衛。治安の悪い場所には近づかないに限ります。アメリカの治安に関しての記事はこちら。
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